このシリーズは酒を飲むための”安くて簡単で美味しい”つまみを追求しています。
鶏肉の調理といえば多くの場合、モモ、ムネ、手羽あたりでしょうか。
今回の食材である「砂肝」。
少し地味ですが、安くて美味しい、隠れた(?)食材です。
居酒屋で串焼きを食べることはありますが、自宅での調理はイメージしづらいですよね。
今回はそんな砂肝の調理方法のひとつをご紹介したいと思います。
隠れた食材、砂肝
砂肝は鶏の胃の一部です。
砂肝の正式名称は「砂嚢(さのう)」といいます。
鳥類は歯を持っていないため、食べたものを消化のためにすりつぶす器官が必要です。
それが砂肝です。
コリコリとした食感が大きな特徴です。
他の部位より比較的安価で、栄養価も高い食材です。
内臓系なので見た目が暗く、家庭での調理には若干ハードルが高く感じるかもしれません。
割引シールが貼られているのをよく見かけます。
材料
- 長ネギ(小) 1本
- 砂肝 1パック (今回は220g)
- 片栗粉 大さじ山盛り1
- 塩コショウ 適宜
- ポン酢 適宜
下ごしらえ
- ネギをきざみ、容器に移します
- 砂肝を切ります
- 半分に切る
- それを3~4等分
銀皮も特に気にする必要はありません
- 切った砂肝に下味の塩コショウをします
(自分は少し強めにします)
ビニール袋に片栗粉大さじ1を入れ、全体にまぶします
袋に空気を入れて振ると馴染みやすいですよ
調理
170℃の油で揚げます
投入して1分後、くっついている食材を分けます
(あまり早くさわると、衣がはがれるので注意)
それほど大きく切り分けていないので、すぐに揚がります(3分程度)
2回ほどに分けて揚げました
適当に油が切れたら器に揚げた砂肝を移し、ポン酢を加えます(量は適当)
ねぎをトッピングして完成です
お好みで七味をふってもいいですね
食べた感想
砂肝の歯ごたえが抜群で、食べ進めるうちポン酢の浸かり具合が違ってきて味の変化も楽しめます。
酒が進む一品ですね。(多分、ごはんにも合うと思います)
切り分ける砂肝の大きさは半分を3~4等分するのがちょうどいいです 火の入りも早いし、チビチビとつまめます。
食べ応えを求めるなら、もっと大きめにしてもいいでしょう。
調理自体は非常に簡単です。
ただ、油を使うので片付けが少し面倒ですが、ぜひ一度試して下さい。
私は油ポットを使っているので、手軽に揚げ物を楽しむことができます。
今回も最後まで読んで下さってありがとうございます。