独身男性は早死にしやすいのは本当か?【その理由は?】

2021年5月18日

こんにちは、単身生活者のダメ夫です。

独身男性の平均寿命ってご存じですか?

なんとなくですが、長生きというイメージはないですよね。

データを見ると確かに短い傾向があるようです。

では、なぜ独身男性の平均寿命は比較的短いのか。

独身または単身生活の男性は是非お読みください。

この記事の内容

  • 独身男性の平均寿命
  • 平均寿命が比較的短いとされる理由

平均寿命が短いのは本当か?

独身男性の平均寿命が短いのは確かにあるようです。

厚生労働省のまとめによると、2019年の日本人男性の平均寿命は81.41歳です。

【未婚男性の死亡割合が高い順】

年齢層全体からの%
65~69歳1.83%
70~74歳1.69%
60~64歳1.22%
データ:令和元年 厚生労働省 人口動態調査

未婚男性の死亡率は65~69歳が一番高いですね。

平均寿命と比較するとかなり短いといえるでしょう。

【離別男性の死亡割合が高い順】

年齢層全体からの%
70~74歳1.69%
75~79歳1.56%
65~69歳1.32%
データ:令和元年 厚生労働省 人口動態調査

離別、つまり一度は結婚したことがある場合です。

未婚男性と比較すると平均年齢は伸びています。

それでも平均寿命より多少短くなっているようです。

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独身男性の平均寿命が短い理由

私が単身生活を送る中で考えた理由は以下の通りです。

  1. ストレスの増大
  2. 栄養が偏りがち
  3. 体調の変化に気づきにくい
  4. 人生にハリがなく幸福感が得られない

ストレスの増大

心身に一番負担をかけるとされる「ストレス」。

離婚、親権問題などは代表的なものです。

調停離婚【将来を誓い合ったはずの二人に重くのしかかる現実】

単身生活者は将来への不安が日増しに大きくなります。
歳と共に体力、気力も減っていきます。
「今までできていたことが、できなくなってしまうのでは?」
そう考えてしまうことも多々あります。

まるで出口の見えない暗いトンネルを進むような気分です。

静かですが、着実にストレスが積み重なっていきます。

ストレスが様々な病気の引き金になるのは、みなさんご存じの通りです。

栄養が偏りがち

一人で暮らしていると毎日似たような食事になります。
食事というより栄養補給の意味合いが大きくなります。

摂取する食品数も少なく、栄養のバランスも偏りがちです。

自炊しているならまだしも、コンビニやスーパーなどで出来合いのもので済ませる人もいるでしょう。
炭水化物・肉類が中心となり、圧倒的に野菜類の摂取が足りなくなります。
保存料などの食品添加物も気になるところです。

私たちの身体は口にしたものでできています。

食事には気をつけたいですよね。

私は身体にいいとされるヨーグルトを毎日とるようにしています。

自宅でヨーグルトを培養【機能性ヨーグルトを密造してみた】

体調の変化に気づきにくい

パートナーや同居家族がいる場合、変化があればお互い相談や指摘することもできます。

一人だと自身の変化に気づきにくいことがあります。

特に判で押したように毎日同じような生活を送っていればなおさらです。

仮に体調に異変を感じても、病院へ行く背中を押してくれる人もいません。
医療機関を訪ねるのか、もう少し様子を見るのか。
そういった判断をすべて自分でしなければならないのです。

人生にハリがなく幸福感が得られない

以前は子どもを中心に生活が回っていたような感じでした。

習い事の送り迎え、クラブ活動への参加などです。

大変でしたが、今思えば充実した日々を過ごしていました。

単身生活になって自分の時間が増えました。

はじめは自由がうれしいのですが、それにもすぐ慣れてしまいます。

今は毎日の生活をただ何となく過ごしています。

私は会社員なので、今はそれなりにやることがあります。

それにより社会との接点が保たれている状態といってもいいでしょう。

引退したらどうなることやら・・・。

尚、世における独身男性の割合を調べてみました。
少し大げさな気もする数字でした。

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単身生活で気を付けること

月並みですが、①社会との接点を持つ、②体調管理に気を遣う、③趣味などを見つける、を意識するといいと思います。

社会との接点を持つ

単身生活はどうしても身の回りがだらしなくなりがちです。
服を脱ぎ散らかしたり、洗濯物をハンガーに掛けっぱなしにしていても文句は言われません。
床にゴミがあっても自分さえ気にならなければ掃除機をかける必要もありません。

定期的に知人を家に招くなどをすれば生活環境が崩壊することも防げるでしょう。
やはり他人の目を意識することは大事ですね。

一番避けたいことは「引きこもり」です。
社会との接点を断ってしまうと認知症のリスクが高くなるという報告もあります。

仕事をしていれば最低限の身だしなみは意識できます。
また、人と出会い会話することで刺激を受け様々な感情が生まれます。
可能な限り、仕事を続けられるようにしたいですね。

ウォーキングなど積極的に外出する習慣をつければ、自分の生存確認をアピールできるなどメリットもたくさんです。

自治会に加入していれば、毎年役員の選出があります。

大変ですが、引き受けることで地域との接点が多くなります。

体調管理に気を遣う

体調の管理は重要です。

毎日決まったルーティーンを生活に組み込むのはどうでしょう。

決まった時間に起きる、散歩をする、読書をする、晩酌を楽しむなど決めておけば、体調の変化に気づきやすいと思います。

健康診断で要検査の場合はもちろん、調子が悪いときは病院へ行きましょう。

私も病院は苦手です。
しかし単身生活になってからはそうも言っていられません。

知らず知らずのうちに危険な状況が迫っているかもですよ。

趣味などを見つける

趣味は色々ありますが、野菜を育てると面白いですよ。
夏場など、種類によっては半日単位で成長が確認できることがあり驚きます。
草を抜いたり水や肥料をやったり、それなりに手間がかかります。
その分、収穫できたときはうれしいです。
どこか子育てに似ていますね。

料理などもいいですね。

自分で料理をするのは楽しいですし、栄養バランスなどにも気を配ることができます。
何より、食材・調味料など自分で認識できるものばかりで構成されるため安心です。
時間をかけてでも取り組む価値があると思います。

お酒が好きな人なら手作りのおつまみにチャレンジしてはどうでしょうか。

今はyoutubeやWebでわかりやすい説明を見ることができます。

あとがき

コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート 終活 遺言
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データを見るとやはり独身男性は比較的、短命のようですね。

結婚生活が必ずしも幸福であるとは限りませんが、パートナーがいた方が人生を末永く過ごすことができるようです。

趣味などを見つけ、活力のある生活を送ることができるといいですね。

せっかくこの世に生を受けたんです。
もう少し人生を楽しんでもバチはあたらないでしょう。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

※今回の記事は主に主観と一般論で構成されています。

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