こんにちは、ダメ夫です。
両方とも申立てられる側(相手人)の立場でした。
では、自分が申立てを行う場合はどうするのでしょうか。
準備する書類、かかる費用など気になることがいっぱいです。
今回は管轄の家庭裁判所に「離婚調停の準備」について電話で教えてもらいました。
あまりなじみのない「離婚調停」。
今回は準備を中心に解説します。
家庭裁判所へのアプローチ
休みだった平日に管轄の家庭裁判所へ電話しました。
電話番号はHPに記載されている代表電話番号です。
担当部門につなげるかと思いきや、電話に出た担当者が対応してくれました。
声のイメージからすると50~60代の男性でした。
離婚調停の申し立てを検討しています。
手続きの方法を教えてください。
離婚調停の申し立ては初めてですか?
お住いの住所を教えてください。
申し立ては初めてであることと、住所を告げる。
当裁判所の管轄内ですので、このまま説明いたします。
説明を受けたり質問したりで10分ほど話しました。
窓口に出向く際に用意するもの
まず、来庁の際は時間にゆとりを持ちましょう。
私の地域の地裁は平日8:30~17:00まで開庁しています。
申し立ての申請はそれなりの時間がかかります。
遅くとも16:00までには来庁願うとのことでした。
窓口に出向くときに準備しておくものです。
- 印鑑(認印で可)
- 夫婦が記載された戸籍謄本(三か月以内に発行のもの)
(私の自治体では1通450円です)
いざ、申立を行うときは別の準備が必要です。
申立てに必要なもの
申立書の記入が終了し、申立てをすると判断したときに必要なものです。
申立書を書く際に担当者からの説明を受け、考え直したり取りやめるケースもあるそうです。
また、内容によっては家裁に受理されないこともあります。
- 1,200円分の収入印紙(家裁で購入可)
- 郵便切手 内訳に指定あり(事前に購入しておく)
500円 1枚
80円 10枚
20円 5枚
10円 10枚
5円 2枚
2円 10枚
1円 10枚
計 1,540円分
郵便切手が細かいのは、郵送する書類のボリュームによって金額が変動するからとのことです。
上記を準備すれば、様々な金額に対応できるということですね。
そういえば届いた調停の封書には、いっぱい切手が貼ってありました。
(表面だけでは貼り切れず、裏面にも貼ってありました)
もちろん余った分は返却してもらえます。
あとがき
離婚調停の申し立ての費用は3,190円※であることがわかりました。
10分ほどの会話でしたが、親切に教えていただきました。
多くの人には非日常な出来事なのでわからないことが多いです。
不明な点は職員に聞くといいでしょう。
申立てを家裁で受理してから第一回の調停までは通常1~2か月かかるそうです。
源泉徴収票、給与明細、年金分割のための書類などは調停中に指示があるので、それから準備しても良いそうです。
私の置かれている状況にはいずれ見切りをつける時がくるでしょう。
その意味で今回の話は有意義であったと思います。
※お住いの地域により金額は変動する場合があります。
おまけ
現在私は別居中の妻に毎月定額を婚姻費用として支払っています。
昨今のコロナ禍で我社にも一時帰休があり、その分賃金がカットされます。
そうした状況を説明し、婚姻費用の減額はできるのかとたずねました。
「婚姻費用の減額の調停で認められる場合があります」とのことでした。
また調停か…。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。