タバコをやめたいな、と思っている人は多いのではないでしょうか。
喫煙歴10年の私がどのようにしてタバコをやめたのかをお伝えします。
禁煙を考えている方は是非お読み下さい。
はじめに
近ごろは、タバコを吸う=悪いこと、みたいな風潮がありますよね。
私が吸っていた頃とくらべるとずいぶん値上がりしました。
酒類と並び、嗜好品としてはずいぶん高価なものになっています。
喫煙の環境も変わりしました。
喫煙場所はどんどん制限され、愛煙家にとっては肩身が狭いことでしょう。
公共の場はもちろん、飲食店も禁煙や分煙といった対応がとられています。
そんな状況をみると、やめて正解だったと改めて思います。
やめるきっかけ
当時、喫煙には社会でも一定の理解がありました。
酒やタバコを嗜むことが、一人前の証であるかのような時代でした。
私を含め、まわりにも喫煙者が多く、男性にいたっては吸わない人のほうが少数でしたね。
喫煙のルールもゆるく、デスクに自分の灰皿がありました。
今では考えられません。
そんな中、ある年の暮れに、車を買い替えることにしました。
ローンは月2万円程度だったと思います。
タバコやめてローンの一部にするか。 といった軽い感じではじめました。
とりあえず、どれだけ吸わないでいられるかやってみることにしました。
まわりには「禁煙中」といったスタイルは極力伏せることにしました。
もちろん失敗した時のことを考えての行動です。
ポイント
- きっかけは何でもOK 軽い気持ちではじめてみる。
- まわりには「禁煙」ではなく、ただ吸ってないだけというスタイルをとる。
禁煙の方法
タバコを吸わないためにはキライになることが重要です。
そのためには悪いイメージを具体的に持つことが近道です。
タバコってたまに、とてつもなくまずい時がありますよね。
私がイメージしたのは以下のシチュエーション。
前日、飲みすぎた朝の一本目。
「なんか口の中がピリピリしてまずいなぁ、火つけなきゃよかった。」
そのイメージを大事にします。
吸いたくなったら、今吸ってもあんな味なんだろうな・・・と考えます。
とりあえず、この一本はやめとくか…。
ただこれだけで吸わないでいられました。
三日ほどすると特に気にならなくなりました。
人によってはイライラするとか手が震えるとかあるようですが、自分には無かったですね。
ポイント
- キライになるために、悪いイメージを具体的に持つ
- 今、吸ってもまずいと思い込む
体調の変化
禁煙3日ほどで体調に変化がありました。
朝、起きた時にのどがつまるような不快感がなくなっていたんです。
これには自分も驚きました。
呼吸がすごく楽でした。
特に飲みすぎた翌朝に効果が一番感じられると思います。
苦労したこと
苦労したこと
- タバコを勧められる
- タバコを吸う夢を見る
- 体重の増加
タバコを勧められる
禁煙中、困ったこともありました。
周りの人々が面白半分でタバコを勧めてくれるんですよね。
特に飲み会の時は苦労しました。
酒の勢いもあり、「ちょっと吸ってみるか・・・」と思ったことも少なくありません。
そこはガマンしました。
タバコを吸う夢を見る
あと、タバコを吸ってしまう夢を何度も見ました。
あぁ~吸っちまった! みたいな・・・
目が覚めてホッとします。
さすがに最近はありませんが、禁煙して10年ほどはその夢をよく見ました。
体重の増加
ご飯がおいしくて以前より体重が増えました。(+5kg)
当然、会う人には「太った?」と言われることが多くなりました。
苦痛でしたね。
ポイント
- まわりの妨害が入る。
- タバコを吸った夢を見る。
- 短期間で体重が増える。
あとがき
一日約1箱、10年の喫煙歴を持つ自分がこうしてやめることができました。
その体験を実兄に話したところ、彼も見事に禁煙に成功しています。
それなりに効果がある方法だと思い、今回ブログで紹介させていただきました。
余談ですが、会社の同僚2人が禁煙外来でタバコをやめました。
費用は7万円ぐらいだったと思います。
1年ほどやめていたのですが、また吸いはじめました。
1年やめたなら、そのまま吸わないでいられるんじゃね?
と思いますが、人それぞれなのでしょう。
私は健康のためにも、財布のためにもやめて良かったと思います。
でも実は私、一回失敗してるんですよ。
最初の禁煙から2週間ぐらいの時ですかね、また吸い始めました。
ただ、そのときは失敗とは思わず、ただ吸ってなかっただけと思うことにしました。
気を取り直し2週間後ぐらいにもう一回チャレンジし、現在に至ります。
※今回の記事は私の経験をもとに執筆しました。 効果には個人差があることをご了承ください。
今回も最後まで読んでくださった皆様 本当にありがとうございました。