こんにちは、ダメ夫です。
児童相談所って知ってますか?
時々ニュースで耳にしますよね。
私の長男は中学2年の6月、児童相談所に保護されました。
児童相談所に子供が保護されるとその後どうなるのか。
親として出来ることは何があるのか。
興味のある方、是非お読みください。
この記事の内容
- 児童相談所とのコンタクト
- 一時保護の期間で迫られる選択肢
- 連れされられた長男のその後
児童相談所からの通達
私の長男はある日、「一時保護通知書」という紙切れ一枚で私のもとから去っていきました。
”あなたが保護者となっている下記の児童を児童福祉法第33条の規定により一時保護を決定しましたので通知します。”
児童相談所(以下児相)の職員から色々と説明がありましたが、内容はあまり覚えていません。
「法律に基づき、こちらで保護させてもらいます。」
あまりにも一方的です。
直感的に、抵抗は無意味だと感じさせる雰囲気でした。
子供の保護場所
子供の居場所つまり一時保護の場所です。
通知書に欄はありますが空白になっていました。
後で調べてみると、逆上した親が乗り込んでくる可能性があるので、伏せているらしいですね。
保護から三日後に児相担当者から電話で連絡がありました。
所在についてはお話しできませんが、元気に過ごしているとのこと。
とりあえず安心しました。
一時保護措置期間の満了
一時保護の期間は最長2か月と定められています。
(ただし、児童相談所長又は都道府県知事等は、必要があると認めるときは、引き続き一時保護を行うことができる)
一時保護解除を見据え、児相から以下の選択肢を提示されました。
提案内容
- もとの家に戻る
- 別居中の母のもとで暮らす
- 児童養護施設に入所(転校)
もとの家に戻る
これを私は強く望みました。
しかし長男が拒否しており、また戻るための家庭環境が整っていないので認められませんでした。
母と姉が私と別居していることが大きな要因です。
別居中の母のもとで暮らす
別居中の母の実家で祖父母含め、母親と姉とともに暮らす。
私が拒否しました。
児童養護施設に入所(転校)
児相が強く勧めたパターンです。
強く勧めるというより、最初からこれありきではなかったのかと疑うほどでした。
子供を保護された親ができること
結果的に本人の意向を尊重し、施設への入所が決定しました。
入所後も面談は月に一度づつ行われ、施設の担当者から長男の様子を聞くことができます。
その際に菓子やカップ麺、本などを差し入れとして渡すことができました。
本人は喜んでいたようです。
しばらくして長男の居場所は案内されましたが、外部との接触は基本NGです。
私からの面会や電話はもちろん、同級生との接触もだめです。
手紙での接触は可能だと聞いた覚えがあります。
ほどなくして、妻は月に一回程度の面会が許可されました。
3歳上の姉も一緒に訪ねた時があったと聞きました。
私には許可が下りなかったので施設には見学以来、一度も訪問していません。
一年ぶりに長男との面会
一年が経ったころ、ついに長男との面会が許されました。
場所は児相の談話室です。
中学生の成長って本当に早いものですね。
そこには私の知らない間に成長した長男がいました。
胸がつまりました・・・。
あとがき
いかがでしたか?
今回のまとめ
- 自分の意思とは無関係に子供は強制的に保護される。
- 電話連絡も含め、子供への接触はできない。
- 一時保護措置は最長2か月、その後家に帰るか施設入所、その他を決定する。
- 自分のもとに帰ってくることはない。(私の場合)
今回はテーマが重いわりにさらっとしたものになりました。
長男は現在、妻の実家で祖父母たちと暮らしています。
先日、高校受験の発表がありました。
どこの学校を受験し、結果はどうであったのか私に連絡がくることはありません。
その件については児童相談所を介して情報を得ることができました。
今回も最後まで読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。
このテーマに関しては少し掘り下げたものを執筆したいと考えてます。