こんにちは、G/W中のダメ夫です。
前回、長男が児童相談所に一時保護されたことを記事にしました。
主な内容は「いつ戻るのか」です。
児童相談所の一時保護とは?【子供はいつ戻る?】
今回は、決して短い期間ではない「一時保護」の費用負担について解説します。
この記事の内容
- 一時保護中にかかる費用はいくらか
- 一時保護中の子どもの様子
- 一時保護のあとはどうなるのか
一時保護の間にかかる費用
結論を申しますと、無料です。
正確には、今回私のケースでは無料でした。
1円も請求されていません。
約2か月の費用は衣食住含め、すべて交付金など税金で賄われます。
一時保護の当日、長男は学校指定のジャージを着て家を出ました。
当然ながら着替えなどは準備していません。
つまり、着の身着のままで保護されました。
緊急避難とはいえ最低限、身の回りのものは必要でしょう。
当然、食事も必要です。
金額の大小はともかく、それなりに費用がかかったことは容易に想像できます。
しかし、それを保護者に請求するというのは理解が得られないでしょう。
それはそうです、頼んでもいないことを施して「金を払え」ではたまったものではありません。
ある意味、勝手に連れて行ったわけですから。
一時保護中の生活
一応、規則正しい生活をおくります。
自由は大幅に制限されますが、最低限の生活は保障されています。
勉強はドリルやプリントなど基本的に自習です。
施設内には中庭程度のものしかなく、思い切り遊ぶこともできません。
体を動かしたい盛りの子どもにとっては窮屈な環境だと察します。
敷地内には金網がはりめぐらされています。
保護という名の軟禁です。
勉強や運動の他に、心理司によるカウンセリング、職員による聞き取りなどがあります。
長男は両親に対する心理診断(FDT)と、知能検査(WISC-Ⅳ)を行いました。
心理診断(FDT)
父親、母親に対しどのような感情をもっているか数値で表したもの。
知能検査(WISC-Ⅳ)
知的発達の度合いを調べるもの。
得意分野、苦手なこと、心の状態などを診断しサポートに活用されます。
FDTとWISC-Ⅳについて詳細は以下の記事をご覧ください。
一時保護のあと
一時保護の期間は2か月を超えてはならない、という決まりがあります。
ただし、必要があると認めるときは、一時保護を継続することができます。
とはいえ、一時保護施設はあまり快適ではないため、長期間の滞在には不向きです。
長男は、保護1か月で別の施設に移送されました。
表向きの理由は「環境を変えて行動観察等をおこなうため」ということになっています。
実際には一時保護施設での生活が退屈すぎたことが背景にあるようでした。
そして2か月が経つころ、今後についての提案があります。
1.祖父母の家で母、姉と共に暮らす
2.児童心理治療施設へ入所(転校)
二択です。
元の家に帰る、つまり私と暮らすというのは児童相談所が認めませんでした。
その原因は3つです。
1.私と妻が別居していること
2.長女が今回の件で妻側の住居に身を寄せていること
3.長男が拒否してる
児童相談所は、今の状態では長男を元の家に帰すのはリスクが高いと判断したのでしょう。
長女は別として、妻と別居している様子は以下の記事をご覧ください。
結局、本人の意向で施設へ入所することになりました。
あとがき
今回のまとめ
- 一時保護期間中の費用については請求なし(無料)
- 2か月の期間が終了するまでに、進路の決定がある
一時保護中、子どもにかかった費用の心配はしなくても大丈夫のようです。
一時保護期間が終了するまでに、進路を決める必要があります。
これだけははっきり言います。
簡単には元に戻りません。
一度、児童相談所が介入すると元に戻ることは簡単にはできません。
私の長男が一時保護になった理由は以下の記事をごらんください。
(若干ですが、センセーショナルな内容が含まれています。)
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事は私の経験をもとに執筆しました。
先方の対応等、必ずしもその通りにならない場合もあります。