こんにちは、ダメ夫です。
私は2020年初頭、家庭裁判所から離婚調停の呼び出しがありました。
具体的には、一か月ほど前に封書での連絡です。
その日から「離婚調停」についてネットで片っ端から調べました。
離婚調停の目的や流れ、注意すべき点など多岐にわたります。
その中で、ふと思ったこと。
「気が重いなぁ、出頭しなかったらどうなるのかな?」
離婚調停とは
離婚調停とは、当事者同士の話し合いでは条件などでうまくいかない場合もあります。
そうした場合に第三者を仲介人として、話し合いをまとめるといったものです。
仲介人は調停委員と呼ばれ、弁護士や司法書士など法律に精通した方が任命されるようです。
私は2回調停に出席していますが、調停委員はいずれも弁護士の方でした。
その日に出向いて一回で終わることはあまりないようです。
大体、3~4回程度話し合いを重ねるのが一般的です。
離婚の合意にはクリアーにする課題が多いわけですね。
出頭を無視するとどうなるのか
では、無断で欠席し続けたらどうなるのか。
第34条 裁判所又は調停委員会の呼出しを受けた事件の関係人が正当な事由がなく出頭しないときは、裁判所は、五万円以下の過料に処する。
参照:民事調停法第三章 ”罰則の章”、第34条
正当な理由がないのに応じない場合は5万円以下の過料に処せられるとあります。
実際はあまり科せられることはないようですね。
(理由を調べてみましたが、よくわかりませんでした)
離婚調停ならば、これといった不利益はありません。
話合いができない、ということで調停は不成立、または取り下げを行います。
ただ、婚姻費用分担請求など、調停のあと審判に移行する申立ての場合には注意が必要です。
審判では調停での内容が参考にされます。
欠席したものに不利になるような審判が下される可能性がないとはいえません。
やむをえず欠席する場合
欠席の場合は必ず事前に連絡しましょう。
これは調停に限らず社会通念上、当然とされるものです。
家裁に電話でその旨を連絡します。
氏名と共に、「事件番号」を告げるとよいでしょう。
「事件番号」は家裁から郵送された期日通知書に記載されています。
欠席の理由は明確に答えましょう。
「気が乗らない」「めんどうだ」などはよくないです。
また、仕事なども理由としては弱いですね。
万障繰り合わせのために、一か月も前に期日の通知があるのです。
場合によっては日程の変更に応じてくれる場合もあります。
まとめ
調停は申し立てられた側からすれば、しんどいものです。
しかし、後々のことを考えるとしっかり対応したほうが良さそうです。
やむを得ない場合は必ず連絡をしましょう。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。