こんにちは、ダメ夫です。
一時保護という名で行政に拉致された長男。
児童相談所（以下児相）との面談はどのように行うのでしょうか。
また、面談の内容や意図はどこにあるのでしょうか。
どうすれば親元に帰ってくることができるのでしょうか。
児相に子供を保護されている方、是非お読みください。
この記事の内容
- 面談の頻度、時間
- どんなことを話すのか（聞かれること）
- 子どもはいつ返してもらえるのか
面談のアプローチ
先方（児相）から電話で日程調整があります。
私の担当職員は女性でした。
面談の場所は児童相談所です。
自分の都合のいい日時を伝え、相手が承諾するといった形です。
私は仕事が終わった後、午後７時からの面談が多かったですね。
時間は大体１時間から１時間半程度です。
児相職員は公務員です。
５時で業務終了かと思いきや、普通に対応してもらえました。
一時保護中の最初の１か月目は週に２回ほど児相へ出向きました。
面談での内容
どんなことを話すのか？
- 家庭環境のヒアリング
- 一時保護中の子どもの様子
- 過去に子どもとどう接したか
- 保護解除の見通しなど
家庭環境のヒアリング
プライベートな内容を遠慮なく聞いてきます。
「奥さんとなぜ別居することになったのか」など遠慮がありません。
家庭環境を徹底的に調査する意図がみえます。
正直、腹立たしく思うこともあります。
悪いイメージを持たれないように必死でガマンしました。
過去に子どもとどう接したか
今に至るまで、どのように接していたかを聞かれます。
思い出に残る出来事、楽しかったことやそうでなかったこと。
育児に対する考え方や実際にどのように行っていたのか。
子どもが悪いことをしたとき、いうことを聞かなかったとき、どういった形の教育をしたのか。
親子の関係を調査する意図が見えます。
一時保護中の子どもの様子
心理テストの結果などを説明してもらいました。
ほかにも、食事をよく食べるとか、元気で遊んでいるなど安心できる情報も聞けます。
カウンセラーと話すときの印象や現在の心の状態など、不安になることも教えてもらいました。
普通に元気だが、学校や家庭の話になると心を閉ざすといったことです。
つまり、触られてほしくない話題がはっきりしているということですね。
保護解除の見通しなど
長男が一時保護されたのは６月の初旬でした。
中体連の地区予選が７月の下旬にあります。
児相の職員に告げると、それまでには一時保護は解除されるだろうとの見通しでした。
私は少し安心しました。
長くても１か月ぐらいだろうな、とのんきに考えていました。
しかし一時保護の解除はされませんでした。
（それどころか、施設入りになりました。）
一時保護の施設は長期間過ごす前提の場所ではありません。
１か月が経つころ、一時保護先を別の施設へ変更しました。
やはり一時保護施設は手狭だったようです。
変更に関し、子ども相談センター長の名前で文書が１枚。
親である私には事前に何の相談もありませんでした。
事後報告、つまり通知のみといった形です。
児童相談所の一時保護に関しては少し掘り下げた記事を用意しています。
子供を返してもらうには
児相のコントロール下にいる場合、子供を返してもらうことは非常に厳しいと思います。
「おれの子供を返せ！」などと逆上すれば、ますます実現は遠のくでしょう。
子供を返してもらうには、子供自身が元の家に帰る気持ちを持つことが重要です。
つまり、本人の意思ですね。
そして生活環境が改善されていると児相が判断できれば実現できるでしょう。
逆に、児相が不十分だと判断すればそれまでです。
そのハードルは非常に高いと思います。
そもそも、１か月後の中体連までに解除っていうのは無理だったと思います。
返してもらうどころか、初めての面会までに約1年かかりました。
まとめ
今回のまとめ
- 一時保護中の面談、最初の１か月は週に２回程度で、一回につき１時間から１時間半
- ヒアリングの主な内容は家庭環境について、プライベートな内容も多々あり
- 子供を返してもらうことは非常に困難（児相側が慎重）
最初の１か月は週に２回と結構な頻度です。
また、ヒアリングの内容も厳しいものがあります。
本当に腹が立つ時がありますよ。
キレちゃいけません。
ぐっと堪えましょう。
また、そもそも私の長男が一時保護になったいきさつは以下の記事をご覧いただければと思います。
私を含めこの記事を読んでいる皆様は初めてのことで不安だと思います。
当記事のようなＷｅｂの体験談の他にも書籍等で情報収集をすることをオススメします。
ルポ 児童相談所 (朝日新書) （外部リンク）
知識が無ければすべてが児相のペースで事が進んでしまいます。
実際に私がそうでした。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
実際に子どもが児相から帰ってこられたことを記事にしました。
帰ってきた、といっても私のところではないんですけどね…
【児童相談所】子どもを取り返すために【長男の解放】
