こんにちは、ダメ夫です。
離婚調停のリポート第三回目です。
最終回である今回は自分の意思を最後まで貫いた結果を記事にしました。
結果、離婚調停は不成立となります。
前回までの記事
離婚調停に臨む3【第一回目:妻に訴えられた男が見る調停の現場】
離婚調停に臨む4【第二回目:調停委員ブチ切れる(怖っ)】
調停委員の誘導
今回、調停委員は明らかに離婚を勧めてきてます。
なんとなくですが、妻の申し立てを実現させようとしているような感じがします。
しかし、私は離婚をしないと決めていました。
理由はこちら 離婚はできない!【安易な合意は詰んだも同然、待ち受ける三重苦】
離婚に対し、双方が合意していれば、親権、養育費、財産分与等の話になります。
その中で、お互いの主張が食い違えば最終的に裁判官による審判という運びです。
逆に離婚の合意が無い場合、そこから先の話はありません。
ポイント
- 離婚には双方の同意が必要、一方が拒否すれば成立はしない
- 離婚の同意が入口であり、それがなければ先には進まない
結果と今後について
その日も3回ほど妻と交代で調停委員と面談を行いました。
それでもお互いの溝は埋まらず、調停は不成立となりました。
最終的な申し渡しは裁判官から行われます。
たまたま、担当の裁判官が別の審判をしていたようで、しばらく時間が空かないようです。
申し渡しのためだけに一か月後に出向くことになりました。
宿題として、今一度離婚の同意について考えるようにとのことです。
裁判官からの申し渡し
結局、離婚調停では計4回出向くことになるわけです。
一か月後の調停、調停委員がこう切り出します。
「やっぱり離婚は難しいですか。」
「はい、気持ちは変わりません。」
「・・・わかりました 裁判官を呼びますので少しお待ちください。」
ほどなくして、裁判官が入室します。
4か月前、調停について説明をしてくださった方です。
「双方の合意に至らなかったため、今回の離婚調停は不成立とします。」
そう申し渡し、退室されました。
その後、調停委員より今後の注意点について説明がありました。
内容は以下の通りです。
ポイント
- 長年別居していると、婚姻状態は破綻しているとみなされる
- 別居費用として毎月8万円を渡す、証拠を残すため銀行振込にする
長年別居をすると本人の意思に関わらず、離婚が認められるケースもあるとのことです。
別居費用について心配なことがあったので、質問しました。
「何らかの理由で収入が減り支払が困難になった場合、家や土地を売却してでも払わなければならないでしょうか。」
調停委員はこう教えてくれました。
「減額の申立てを行えば、変更の余地はあります。
その際には主張と資料を揃えて臨んでください。
資産を売却する話は、最終的に審判になると思うので、裁判官次第です。」
お先真っ暗、というわけでも無さそうに感じました。
あとがき
こうして私の離婚調停は終了しました。
ずいぶん時間とエネルギーを使いました。
それでも、最悪の結果を免れることができて少しほっとしています。
駐車場に向かうと妻の車がありました。
今までになかったことなので、若干の違和感を感じつつその場を後にしました。
その時の自分には、妻が別の手続きをしていたことを知る由もなかったのです。
詳細は、婚姻費用【好きで出て行ったくせに金よこせ?そりゃないよ…】
今回も最後まで読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。