こんにちは、ダメ夫です。
今回は私が最も尊敬する、ある一組の夫婦を紹介します。
彼らの長男は中学3年の時、全国で3位の成績を修めています。
私は①ご近所、②子ども同士が同級生、③同じ競技ということで仲良くさせてもらいました。
子どもが幼児園からなので、お付き合いは15年ほどになります。
輝かしい栄光の裏には、子どもと同じぐらいの親の努力がありました。
この記事の内容
- 子どもをアスリートに育てるための親の努力・行動など
親が努力すること5つ
ポイント
- 競技に対し子どもと同じぐらい一生懸命に向き合う
- 夫婦円満
- 指導者とのコミュニケーションに積極的
- 他の家族と上手に接する
- 親も競技に参加
競技に対し子どもと同じぐらい一生懸命に向き合う
子どもがそれだけの結果を出すためには保護者にもエネルギーが必要です。
具体的には①時間、②体力、③財力が挙げられます。
①時間
クラブ活動などに参加させるため、送り迎えはもちろん、練習も見守ります。
平日は、ほぼ毎日です。
休日には遠征や大会があるため、親は休日返上で子どものために時間を割きます。
遠征での練習会は夫婦のどちらか、大会は二人で応援に駆け付けます。
②体力
仕事が終わってから子どもの練習につきあいます。
平日は夜の7時から9時までの2時間です。
後述しますが、練習に参加すると中年には体力的にきつく、へとへとになります。
また、仕事ができなくなるなどのケガが怖かったですね。
③財力
遠征のため交通費、場合によっては宿泊費が必要です。
子どものためとはいえ、出費もバカになりません。
夫婦円満
これは他人である私の主観です。
よって、勘違いかもしれません。
実際、小競り合いをしているところをよく見かけました。
しかし子どものことなると二人とも協力的です。
お互い役割分担を決めており、うまく立ち回っていました。
母が送っていき、父親の仕事が終わり次第、交代するといった感じです。
必ずどちらかは練習中の子どものそばにいました。
余談ですが、夫婦の間には4人の子どもがいます。
・・・円満なのかもしれません。
指導者とのコミュニケーションに積極的
![](https://dameo-net.com/wp-content/uploads/2021/05/beer_kanpai.png)
飲み会などの参加には積極的でしたね。
他にも遠征の運転手に名乗り出るなど、私を含め他の親もずいぶん助かりました。
そういったことが指導者の特別な感情に結び付いたとは思いません。
しかし親を含め、そういった姿勢が評価されたことはあったのだろうと思います。
指導者の方は「やる気」を重要視する方針をオープンにしていました。
事実、彼らは指導者から最も信頼される保護者の一組でした。
他の家族と上手に接する
子どもが実績を積むと天狗になってしまう保護者を何組も見てきました。
しかし、そんなことは無く夫婦の悪口を聞くことはあまりなかったと思います。
大きな大会に行っても知り合いが多く、気さくに話す姿が印象的でした。
ただ、よくないことについてはしっかりと物を言うタイプです。
よその子どもを叱ることなどはあたりまえでした。
また、トラブルメーカーになりそうな親にはくぎを刺すなど細かい配慮もありました。
親も練習に参加
父親が練習に参加し、子どもたちの練習相手をやっていました。
私も彼に触発されて参加したうちのひとりです。
参加してよかったと思うことが2つあります。
子どもの成長を間近に感じることができ、有意義であったこと。
成長の早さにうれしさと驚きが止まりませんでした。
もうひとつ、子どもの気持ちが少しわかるようになったことです。
外からみることと実際にやってみることは全然違います。
子どもに無責任な声掛けをしていた今までのことを反省しました。
自分がやってみると、子どもにかける言葉も変わります。
そのうちに、相手も私の言葉に耳を傾けるようになりました。
あとがき
![](https://dameo-net.com/wp-content/uploads/2021/05/hata_kokki_flag_japan.png)
子どもの「やる気」を親がサポートするモデルの究極形です。
親のやる気だけで子どもをリードし続けることは難しいと感じます。
彼らの行動すべてに「子どもたちのため」という信念を感じました。
同じ親として見習うべきことは多かったですね。
(その通り実践できたかは疑問ですが・・・)
彼らの長男は何年か後、日の丸を背負って世界と競い合う可能性が十分にあります。
その時は彼を知る者の一人として、是非インタビューなどさせてもらいたいものですね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。